とある憲兵さんが「艦これコス勢で集まってサバゲやったらそれはそれで」と呟いた結果がこの有様、趣味を同じくする仲間ってのはいいもんですね

憲 兵 遊 戦 運 営 大 隊

雰囲気づくりの為に(勝手に)仕込んでるあれこれ
小 ネ タ
1、国旗・軍旗
とにかくやたらと旗がたくさん揚げてあるのが憲兵サバゲ実施時の特徴でしょう。(断言)
しかしどれも無関係なものではないんですよ、無駄に拘って某所から調達してるんですよ、という事で紹介します。

日本海軍旗(軍艦旗・旭日旗)
我等が誉れの軍艦旗。初回『演習』から毎回開会時に皆の敬礼を受けて掲揚されております。
竿側に寄せられた日の丸から22.5°間隔で延びる光条は16本、故に「十六条旭日旗」と呼ばれ、現在でも海上自衛隊で自衛艦旗として公的に使用されています。

日本陸軍旗
日本陸軍軍旗も十六条旭日旗ですが、海軍の軍艦旗と違うのは日の丸が旗の中央に置かれているという点です。『(仮)』の午前中に揚げてたけど、これには気が付いた人余り居なかったんじゃないかなぁと思っております。
尚、旭日旗を海軍が軍艦旗として採用し制定したのが1889年なのに対し、陸軍が「陸軍御国旗」として軍旗に制定したのは1870年と19年も前だったのでありますよ。(画像は『記念行事』にて記念撮影のため使用した際の物です。)

ドイツ軍旗(Reichskriegsflagge・ライヒスクリーグスフラッゲ)
『本戦』『(仮)』『総攻撃』と3度掲揚。
この鍵十字が入った軍旗はドイツがナチス政権下でヴェルサイユ条約を廃棄し再軍備を宣言した1935年にそれまでの伝統的な意匠のものから変更・制定され、その後徴修正が加わって1938年~1945年の間、ちょうど第二次大戦を通して使用されていたものになります。
鍵十字が入っていますが武装SSに限らずドイツ国防軍旗・海軍旗として全軍で使用されました。

イタリア海軍旗
イタリア国旗の中央に海軍の紋章が入れられた物がイタリア海軍旗。『(仮)』にて午後から掲揚されてました。
サバゲフィールドでこの旗掲げたのは唯一無二だと思ってます。

アメリカ国旗(Stars and Stripes・スターズアンドストライプス)
所謂星条旗。星の数は現在の州の数である50、赤白ストライプの数は独立時の州の数である13。『(仮)』の午後と『記念行事』で掲揚。
そしてどこからともなくあがる「USA! USA!」のコール……大きいことと沢山あるってことはいいことだ。

アメリカ海軍国籍旗(First Navy Jack・ファーストネイビージャック)
独立13州に準えて13条の赤白ストライプにガラガラヘビの絵と「DONT TREAD ON ME(ドント トレッド オン ミー・俺を踏むな)」という一文が入った米海軍伝統の旗で、『総攻撃』にて掲揚され、その後警務小隊長に贈られました。
当初はその時点での米海軍内で最古参となる艦に掲揚されるのが習わしだったらしいのですが、2011年の同時多発テロ以降、全米海軍艦艇の艦首に掲揚されるようになったそうで、横須賀や佐世保に行くと、この旗を艦首に掲げている米軍艦艇を見る事が出来ます。

イギリス海軍旗(White Ensign・ホワイトエンサイン)
セントジョージエンサインとも呼ばれ、白地を赤十字で四分しカントン(旗の左上の部分)に英国国旗(ユニオンジャック)を配してあるのが世界に名立たるロイヤルネイビーことイギリス海軍の旗。『(仮)』午後に掲揚してました。
ウォースパイトが実装されて間もなくの頃でしたので、今後さらなる英国艦実装を祈願しての掲揚でした。ネルソンとかズビアンとかフッドとかフューリアスとか来ないかなぁ。(英国面)

ソビエト連邦国旗
赤一色に鎌と槌、そして我等を導くレーニンの偉大なる党と共産主義を表す星がかくも鮮やかに……輝いていたがやがて消え去り、主催が生まれて間もなくこの世と地図から消滅してしまった今は無き国の旗。『(仮)』の午前中に掲揚。
正式には縦横比が1:2で横長なんですけど、その比率のが見つからずに妥協してしまい……。
「などと言っております同志スターリン」「なるほどシベリア送りだ」アッー

ロシア海軍旗
白地に青のバッテン、これが「ロシア」の海軍旗。(「ソ連」の海軍旗では)ないです。
ちょうどイベント期間で戦艦ガングートが最終海域の突破報酬だったこともあり皆の完走を祈願して『総攻撃』にて掲揚しましたが……完走出来ましたか?
※これらの旗の殆どは未だ世界で公的に使用されているものです。扱いや旗に対する態度には気を付けましょう。
2、信号旗
また旗なんだ、すまない。(謝罪)
しかしこれも無関係ではないんだ! マジ無駄に拘って某所から調達してるんだ! という事で紹介させて……。(懇願)
(誰にも頼まれてないけど)いちいち組み替えて(勝手に)揚げてるんだからさ……。

UW2
「ようこそ」等、歓迎の意味を表します。
朝、受付中の本部横でひらひらしてます。
尚、UWで「あなたの無事(安航)を祈る」、UW1で「あなたの好意に感謝する、無事(安航)を祈る」、UW3で「おかえりなさい」の意味となり、船同士の挨拶によく用いられる信号となっています。

U
港内に於いてU旗半掲は「入出港準備中」を表し、全掲で「入出港完了」となります(洋上でのUは「貴船の行き先に危険あり」という注意喚起の信号)。
開会式中に表示されてます。

UY
「私は訓練中である、私を避けよ」という信号。『鹿島の頭のアレ』と言えばすぐ分かって頂けるかと。
開会式後、初心者講習~通常フラッグ戦間に揚がってます。
因みにZHで「訓練は終了した」の信号になります。
B
「本船は危険物を運搬または積み下ろし中」です。
この場合の危険物とは燃料や弾薬といった可燃物や、化学薬品等を主に指しますので、主に補給中や荷役中に掲揚されます。
つまり、昼休みの昼食時に揚がってます。

NE4
「私は射撃中である、射程に注意せよ」という信号。
午後のオリジナルゲーム中に掲揚。
NE5で「敵艦発見」、NE7で「敵機発見」、NE6で「敵の潜水艦を発見!」


Z
本来は「本船はタグボートを求む」という信号ですが。
日本海海戦やそれ以降の重要海戦で艦隊旗艦に翻り「皇国ノ興廃コノ一戦ニ有リ……」を表した方が我々の内では有名ですよね。
最終戦『提督vs艦娘』の時に揚がってます。
3、スポンサー企業
憲兵サバゲには怪しげな会社が関わってます。一説によれば退役した艦娘(達)が主体になって立ち上げたとかどうとか言われているけど真偽の程は不明。
ロゴマークデザインは主催であります。

大日本オリョクル水産 株式会社
某潜水艦娘が関わってる感バリバリな社名とロゴマーク。
カタカナの「ゴーヤ」を図案化し、提督指定水着の色である紺を主体とした配色と、彼女らの主武装である酸素魚雷の図を真ん中に据えた社章を持つ。
サンマ漁を主に行っているらしく、出荷に使っている段ボールに側面にはだいたい「秋刀魚」の文字。
『(仮)』では出荷中のそれらを載せた輸送船が岩岡海峡で撃沈されたため回収任務が実施部隊に付与されたものの、赤軍・黄軍共に1つとして回収する事が出来ず、色々と多大な損害を被ったらしい。でちくしょおおおぉぉぉ!!!
が、最近は社員も増えて「初期に比べれば落ち着いてきましたよ」とはドイツへ行ったことのあるという娘の談。

『総攻撃』にてロゴマークワッペンがそこそこ売れたりした。
まだ在庫有るのでお求めになりたい方は主催に声をかけてね。
うみ~のゴーヤのオリョクル勤務♪
でっちでっちかーすいもっくきんきん♪
株式会社 扶桑やましろ建設
こちらも某戦艦娘姉妹が関わってる感バリバリな社名。
「Fuso」と「Yamashiro」の頭文字「F」と「Y」を組み合わせて図案化し、姉妹の主たる三色である赤・白・軍艦色を配した社章。
「法だの規制だのに縛られて面白みのない建物が増えた」「不幸だわ……」
「多少安定感が無さげでもいいじゃない」「不幸だわ……」
「(設計ミスってても)1回だけなら事故かもしれない」「不幸だわ……」
などと意味の分からない主張をしており……。
まぁ、こんなんなんで当然採算は取れてない模様。
『総攻撃』でいわおかちほーに高層ビルを2棟受注し、意外にも景観を保っていたが、赤軍のは工程が遅々として進まず戦闘中に倒壊、黄軍のも最終的には崩壊した。やっぱり駄目じゃないか、残念だったね。(呆れ)


瑞雲製菓店
どこかの海辺で水上爆撃機を飛ばすのを趣味としている航空戦艦と、それに付き従う航空巡洋艦が切り盛りしているというお菓子屋。
岩岡鎮守府には「赤と緑、そして白か……悪くないな」と、頼んでもいないのに菱餅を贈り付けてくる。
尚、『総攻撃』実施時は店主の姉が菱餅を運んできたが、適当に運んでいたからか、それとも疲れからか、不幸にもバリケードの車に追突されてしまった。
瑞雲 それは 君が見た機影♪
ボクが見た 希望♪
瑞雲 それは 立体の戦(いくさ)♪
幸せの 飛行機雲♪
ずいうん♪
この他にもまだまだ「いすず運送」だの「長波海運」だの「ユウバリエンジニアリング」だの、「西村商事」やらなんやら、いろんな企業があったりなかったりするらしいよ?
4、軍楽
朝と昼、本部から垂れ流される艦これのゲーム・アニメ曲やキャラソンにしれっと世界各国の軍楽が混ぜてあるのはご存知の通り。
よくよく聞くと曲調だけでなく編成にも特徴があり、それがなんとなーくわかってくると聞いたことが無くても「あ、この曲はあの国のかもしれない」と予想出来るようになりますよ。
詳しくは「沼」で後々紹介するとして、ここでは会場でも流した各国を代表する定番曲と全体的な特徴を紹介。
日本 昔から現代に至るまで全体的に落ち着いた印象。派手さや勇壮さは曲からではなく楽隊編成や演奏の仕方で出す。
『軍艦行進曲』
『陸軍分列行進曲』
『君が代行進曲』
ドイツ なんといっても他と比べ分厚い音の層が圧巻、鉄琴と破裂するような音を出すベッケンシンバルが特徴。
『Preußens Gloria』(プロイセンス グローリア)プロイセンの栄光
『Yorckscher Marsch』 (ヨルクシェーレ マルシュ)ヨルク行進曲
『Königgrätzer Marsch』(ケーニヒグレーッツェア マルシュ)ケーニヒグレッツ行進曲
イタリア 戦いっぷりはアレだったが音楽は他国に負けていない。よく纏まっており安定しているもの多し。
『La Ritirata』(ラ リテラータ)リトリート
『Armi e Brio』(アールミ エ ヴリオ)活気ある軍隊
『La Fedelissima』(ラ フェデリッシマ)忠誠
アメリカ 行進曲というより「マーチ」と呼んだ方がしっくりくる軽快な曲調なものが主流。スーザが偉大すぎる。
『Stars and Stripes Forever』(スターズ アンド ストライプス フォーエヴァー)星条旗よ永遠なれ
『Anchors Aweigh』(アンカース アウェイ)錨を上げて
『The he Fairest of the Fair』(ザ ヒー フェアイスト オブ ザ フェア)美中の美
イギリス 一言に行進曲と言っても演奏される場面や作曲された年代に応じて楽隊編成も曲調も全く違う。
『British Grenadiers』(ブリティッシュ グレナディアーズ)英国擲弾兵
『Heart of Oak』(ハート オブ オーク)オークの心
『Highland Laddie』(ハイランド ラディ)高地の若者
フランス 金管炸裂しまくりなのは陸軍国でラッパを多用していたからか。基本テンポ早めだが途中で転調したりする。
『Le regiment de Sambre et Meuse』(レ レジマント デ サンブル エ ムーズ)サンブル・エ・ミューズ連隊
『Michel Strogoff』(ミシェル ストロゴーフ)ミシェル・ストロゴフ
『Joyeux trompette』(ジョワイユー トロンペット)陽気なトランペット
ソ連 革命を経て曲名や歌詞が赤化されたもの多数なれど曲調まで変わらず。現代に至るまで使用されている曲も多い。
『Варшавянка』(ワルシャヴャンカ)ワルシャワ労働歌
『Морская гвардия』(モルスカヤ グヴァルディヤ)海の親衛隊
『Авиамарш』(アーヴィアマルシュ)航空行進曲